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10代で酒を飲み始めた頃は、アイリッシュ・サイダーを好んで飲んでいた。 胃にやさしく、飲みやすかったからだ。 一般的に ビールより安い。
当時、私が選んだサイダーはダン・ストアの怪しげなもので、2リットルの大瓶で3ポンドもした。
私のサイダー好きは20代前半まで続いた。 その後、パブで飲むときはいつもブルマーズ/マグナーズのサイダーを選んでいた。 この時期の飲酒がきっかけで、私は8~9年間サイダーを避けていた。
リンゴによる二日酔いは50回以上続く。
そして、昨年の夏の熱波の中、私は一念発起し、再びアイリッシュ・サイダーを買い求め始めた。 以下に、私が考える、現在アイルランドで市販されている最高のサイダーを紹介しよう。
最高のアイリッシュ・サイダー
- ダン・ケリーズ・ウイスキー・カスク・サイダー
- ストーンウェル・サイダー
- コカゲー・アイリッシュ・キーブド・サイダー
- マデンズ・メロウ・サイダー
- ロックショア・サイダー
- 果樹園泥棒
1.ダン・ケリーズ・ウィスキー・カスク・サイダー
去年の夏、6月中旬にちょっとだけ熱波があったときにたくさん飲んだアイリッシュ・サイダーで物事を始めようと思う。
ダン・ケリーのサイダーは、強大なボイン・ヴァレーで造られ、アルコール度数は4.5%である。 さて、私はこの若者たちのサイダーをいくつか試したが、ダントツに美味しいのはアイリッシュ・ウイスキー・カスク・サイダーだ。
このシードルはバーボン樽で6ヶ月間発酵させ、その後12ヶ月間熟成させる。 この工程で使用されるリンゴは全て自社の蘭から手摘みされたものである。 1、3本試飲する価値は十分にある。
2.ストーンウェル・ミディアム・ドライ・アイリッシュ・クラフト・サイダー
興味深いことに、このサイダーの製造に使われる井戸は16世紀から使われている。
ストーンウェルの経営者たちは、ティペラリー、ウォーターフォード、キルケニー、カーロウ、そしてもちろんコークの農家からリンゴを仕入れ、すべての条件を満たす伝統的なアイリッシュ・サイダーを製造している。
丁寧に作られたシードルには、5種類のリンゴが使用されている。 メーカーによれば、 ストーンウェルは、アイルランドで唯一のスプリーム・チャンピオンのプレミアム・サイダーである。 アイルランドのコークにある小さなチームが新鮮なリンゴ果汁のみを使用し、人工添加物や着色料は一切使用していない。
3.コカゲー・アイリッシュ・キーブド・サイダー
アイリッシュ・クラフト・サイダーをお探しなら とても コカゲー・サイダー(アルコール度数5%)は、そのユニークなネーミングと、思わず唇をとがらせてしまうフレーバーが魅力だ。
このサイダーはミース州で生産されており、アイルランドで古くから伝わるキービング発酵法を用いている数少ないサイダー生産者のひとつである。
キーブド・シードルをご存知ない方は、フランス北西部の多くの場所で人気のある自然な甘さの(砂糖や添加物は一切使用せず、シードル用リンゴのみを使用した)スパークリング・シードルである。
コカゲー・サイダーは、豊かな果実味とソフトで自然な輝き、長くドライなフィニッシュが自慢。 パイントで飲むサイダーではなく、プロセッコやシャンパンの「現地での代替品」として飲むことをお勧めする。
4.マッデンズ・メロウ・サイダー(アーマー)
アーマーの最高の楽しみ方についてのガイドをお読みになれば、アーマーが「オーチャード郡」として知られているのは、リンゴの果樹園がたくさんあるためだとお分かりいただけるでしょう。
この果樹園のひとつは、アーマー・サイダー・カンパニーが経営している。 彼らは数種類のシードルを生産しているが、私が思うに、この会社のメロー・サイダーが最高級品だ。
受賞歴のあるマデン社のメロウ・サイダーは、同じ家族が何世代にもわたって果樹園を育ててきたアーマーのバリンテガートにあるメーカーの自家農園で育ったリンゴから作られている。
このサイダーは搾りたてのリンゴから作られ、上記のコカゲーと同様、人工的な原材料は一切使用していない。 試してみる価値は十分にある。
5.ロックショア・サイダー
さて、最高のアイリッシュ・ビールガイドをお読みになった方なら、私がロックショア・ビールをあまり好まないことをご存知だろう。 しかし、ここのサイダーはかなり美味しい。
昨年の夏、友人の一人が地元のGAAクラブの抽選会でロックショア・サイダー(アルコール度数4%)の木箱をランダムに当て、私たちは長い午後と夕方をこのサイダーを飲み干すのに費やした。
セント・ジェイムズ・ゲート(そう、ギネスの本拠地)で醸造されたこのサイダーは、軽くてキレがあり、すっと飲めるのがいい。 私がこのサイダーで一番気に入っているのは、飲んだ後に20回も歯を磨かなければならないような気分にならないことだ。
たしかに甘いが、世の中の多くのシードルのように過剰ではない。
関連項目: ダブリンのトリニティ・カレッジ訪問ガイド(歴史+ツアー)6.果樹園泥棒
ロックショア同様、オーチャード・シーヴスもアイリッシュ・サイダー・シーンでは新参者だ。 正直なところ、私はオーチャード・シーヴスが好きではない。 私の好みには甘すぎる。
とはいえ、多くのシードル愛飲家が好きなので、ここで紹介することにした( 幾つも このサイダーはハイネケン社製で、シドナ(リンゴの清涼飲料水)に少し似た味がする。)
このガイドを公開して以来、アメリカ人から「オーチャード・シーヴスはアメリカでどこで買えるのか」という問い合わせのメールを何通か受け取った。 今のところ入手できないが、もしよければこの嘆願書に署名してほしい。
関連項目: ゴールウェイからアラン諸島へのフェリーの乗り方ブルマーズ/マグナーズのアイリッシュ・サイダーも加えるべきでしたか? 下のコメント欄で教えてください!